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■ 学部教育目標 |
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◎教育目標
項目 |
小学部 |
目標 |
健康なからだをつくり、人やものに積極的にかかわり、自分の生活を主体的に切り拓く力をつける。 |
健康・身体 |
生活リズムをととのえ、体力をつけ、健康なからだをつくる。 |
言語・認識 |
自分の思いや要求をふくらませ、それを豊かに表現し、働きかける力をつける。 |
対人・集団 |
自分のまわりの人やものに気持ちを向け、興味関心をもち、働きかけを受けとめる。人とかかわりながら意欲的、主体的に活動する力をつける。 |
〜意欲的・主体的な子ども〜
学校生活の始まりを迎える小学部では、食べることや眠ることという生理的基盤や生活リズムをととのえ、健康なからだをつくり、基本的な生活習慣を身につけることを大切にします。
また、人やものに向かう土台づくりの時期でもあり、豊かな人間関係やあそびの中で、人とつながる喜びを感じ、自ら活動に取り組むことが大切と考えます。
◎集団編成
生活年齢と健康面を加味しつつ、発達的視点を押さえた教育課題による集団編成をおこなっています。
基本 | 課題 | |
1組 2組 3組 |
小学部低学年(1〜3年)児童のクラス | 大人との関係の中で、信頼関係・共感関係を築くことを課題とする児童のクラス。 健康面の安定そのものが課題になる、あるいは特別な配慮を要する児童も含む。 |
4組 5組 |
小学部高学年(4〜6年)児童のクラス | 大人との信頼関係・共感関係を深め、大人とつもりをもって行動できることを課題とする児童のクラス。 さらに、ことばを媒介にして共通の目的をもち、友だちや大人と行動できることを課題とする児童も含む。 |
◎教育目標
項目 |
中学部 |
目標 |
小学部(校)までに積み上げてきた力を基礎にして、自分への信頼を高め、思春期を豊かに生きる力をつける。 |
@健康・身体 |
変化する自分の成長を感じる。生活リズムを確立させ、健康な身体をつくる。 |
A言語・認識 |
自分の思いや要求をふくらませ、表現する力や、自ら考え、自ら決める力をつける。 |
B対人・集団 |
周りの人や物事への興味関心を拡げ、人からの働きかけを受け入れて、人と関わる力を高める。 |
中学部の時期は、心も身体も大きく変化し、新しい自分づくりをスタートさせる大切な時期です。心と身体の変化によって、心の面では、揺れや不安定さが表れることもあります。
また、健康面でも不安定になることもありますが、生活リズムを整え、毎日健康に生活することをめざしていきます。
このような時期だからこそ、小学部・小学校期までに積み上げてきた力を基礎にして、健康・身体面、言語・認識面、対人・集団・社会面など、人格の全面的な発達を期し、思春期を豊かに生きられるように、中学部期にふさわしい幅広く豊かな力を育みたいと考えます。
◎集団編成
基礎集団編成にあたっては、生活のペースや生活年齢、発達課題、障害特性などに配慮して編成しています。学習集団は、基礎集団(クラス)での学習をはじめ、課題別学習およびクラスを合わせた合同学習の場を設定します。
◎クラスの目標
1組
・健康面の安定を目指す。
・指導者との信頼関係の中で、いろいろな気持ちを表す。
・指導者の支えを受けながら、好きなことや楽しめることを増やす。
・場の雰囲気や思いを共有しながら、人からの働きかけを受け止める。
2・3組
・変化する自分の成長を感じ、生活リズムを整えて、健康な身体をつくる。
・指導者との信頼関係の中で、いろいろな気持ちを表す。
・指導者の支えを受けながら、好きなことや楽しめることを増やす。
・場の雰囲気や思いを共有しながら、人からの働きかけを受け止める。
4・5組
・変化する自分の成長を感じ、生活リズムを整えて、健康な身体をつくる。
・自分の思いや要求をふくらませ、相手に伝わるように表現する。
・指導者の支えを受けながら、周りの人や物事への興味関心の幅を拡げる。
・人と共感しあったり、働きかけを受け止め、受け入れて、自分の思いを調整し、人との関係を豊かにつなぐ。
◎教育目標
項目 |
高等部 |
目標 |
小・中学部(校)で培われてきた力を基軸にして、社会的自立に向けて必要な力を身につけ、高等部卒業後も、豊かな人生を送る力を育む。 |
健康・身体 |
健康の増進をはかり、青年期にふさわしいたくましい心と体を培う。 |
言語・認識 |
社会・家庭生活に必要な知識・技能を身に付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し行動できる力をつける。 |
対人・集団 |
対人関係を拡げ、豊かな社会性や道徳性を身に付ける。また、働く意欲や生涯にわたって主体的に生活していく力を高める。 |
◎めざす生徒像
・ からだも心も健康な生徒
・ 自ら学び自ら考え、主体的に判断し、行動できる生徒
・ 自分の思いが伝えられる生徒
・ 自分も他者も大切にできる生徒
◎集団編成
将来の家庭生活や社会生活に必要な知識や技能および態度を養うために、生徒の実態・課題に合わせて2つのコースを設定してクラス集団を編成している。
課題別学習や合同学習、学年集団など、より個々の課題や集団の中での力を高めることができるよう編成している。
◎各クラスの教育目標
〈1組〉
・生理的基盤を安定させ、自分の思いを膨らませ、人に豊かにかかわる。
・基本的生活習慣を身に付け、安定した土台となる心身ともに健康な体を作る。
・主体的に活動に向かい、やりきる経験やできた喜びを感じる。
・支えとなる人との関係を深め、自分の思いや要求を伝えたいという気持ちを膨らませ、自分の思いを言葉や発声、身振り等で相手に伝える力をつける。
・仲間と一緒に活動することを通して、仲間を意識したり仲間を意識した言動がとれるようになる。
〈2組〉
・基本的な生活習慣や社会生活において必要な力を身に付け、心身ともに健康な体を作る。
・自分で選択して取り組む活動を通して、達成感や充実感を積み重ね、自信につなげていく。
・指導者の支えを受けながら、自分の思いや要求を相手に伝えたい気持ちを膨らませるとともに、自らの言葉で他者に伝える力を高める。
・集団での活動を通して、自分だけでなく仲間を意識した言動がとれるようになる。
〈3組〉〈4組〉
・生活習慣を整えたり、精神面での安定に努めたり、自分の身体のことを学んだりしながら、毎日の学校生活を送り、高校生活を健康に楽しく過ごす。
・具体的な活動やv体験を通して「できた」「わかった」という充実感や達成感を繰り返し経験する中で自信をつけ、様々なことに積極的・主体的に向かおうとする力を育む。
・仲間と一緒に活動することの楽しさがわかり、その中で自信をもって自分の思いを伝えたり、自分の思いを調整して相手の気持ちを受け止めたりできる。また、自分の行動を振り返ったり、仲間の思いに気付けたりする。
・自分なりに働くことの意味や大切さに気付き、進路に対しての自分なりの目的意識を持つことができる。
◎教育課程
「生活自立コース」
〇支援を受けながら豊かな生活を送り、社会的な自立を目指す。
・基本的な生活習慣の確立
・各教科における学習の充実
・作業、職業、校内就業体験等の実践的・体験的な学習の充実
「職業コース」
〇就労生活に必要な知識・態度を身につけ、職業的自立を目指す。
・各教科、作業、職業における学習の充実
・しがしごと検定への挑戦
・企業での実践的な就労体験の充実